ヘロイン中毒者

 たぶんヘロイン中毒者は、それと縁を絶ったときひどいことを言ってしまうのだろう。


こちらとしてみればおまえが死にかけていたとき見捨てなかったという意識がある。感謝されこそすれ軽蔑されるのはおかしいと思っている。ところが死の淵からよみがえった当人はよみがえったその事実を忘れており、ただ矛盾だけが目につくのだ。それは間違っているしおかしいと言ってしまう。なぜおまえにそんなこと言われねばならないのだ。そう思ってもムダである。その意味では、彼は治癒しておらずやはり病の中にあるのだ。常識的な行動がとれなくなっているのだから。しかも、自分が今している行動は常識的ではないという常識的な判断さえできなくなっている。


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