ももクロ、5人から4人へ2
彼女はジェロニモだったのだ。
……といって、何を言いたいかわかるあなたはたぶんオッサン・オバサンでしょうね。
『キン肉マン』とは超人のバトルマンガである。主人公のキン肉マンをふくめ、主な登場人物のほとんどは超人だった。主人公のデザインから見て、超人とはウルトラマンを考えてよい。
ところが、ジェロニモは、超人ではなかったのである。彼は、超人に憧れるただの人間にだった。信じがたいような努力をして、超人の仲間入りをしていたのだ。人間であることも隠していた。
有安杏果はももクロの誰よりも歌唱力があった。
ももクロの音楽は、有安杏果の歌唱力ありきで構成されているものが多かった。残った4人のメンバーによる旧曲の再録音をきくとそれは瞭然だ。はっきりパワーダウンが感じられるものもある。つまり、今のももクロには、スタジオ録音でさえ補えないような巨大な穴があいてるのである。ファンもそれはわかっているけど、言わないだけだ。(それがファンだ!)
有安杏果の歌唱力は特殊能力だった。誇りに思うべきものだった。
しかし、そうは思えなかった。彼女が人間だったからだ。人間は、女性としての魅力は若いうちに失われると考える。学歴を求め裕福な夫を求める。
悪いことじゃない。人間であれば当然のことで、それを求めないほうがどうかしているのだ。
(続く)
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