お父さんのタバコ
『ドラえもん』は昭和中期の世界観を維持した作品である。のび太は住宅街の二階家に自分の部屋をもち部屋には学習机がある。近所にはけっこうな広さの空き地があって野球などができるほか体が大きいガキ大将のジャイアンは土管の上でリサイタルをやる。あきらかに、高度経済成長の中流家庭の子どもの生活がモデルになっている。『ドラえもん』はこれを維持したまま、令和を迎えたわけだ。
もっとも、変わってるんだ。大きく変わったものに喫煙量がある。お父さんはいっつもタバコ持ってて灰皿は吸い殻で山になっていた。成年男性はタバコをすうものという価値観だけは、維持できなかったのである。
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