好色1
『今昔物語集』は天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)を舞台とする千以上もの膨大な数のストーリーから成り立っています。成立は平安後期、西暦1080年ごろではないかと考えられています。
あまりふれられませんが、『今昔物語集』は歴史書としての側面があります。大化の改新や京都遷都、平将門の乱など、それまでの歴史のエポックなできごとは、歴史物語として記載されているのです。
それをひもといてみますと、東北地方を舞台とした長期にわたる戦乱「前九年の役」(1051~1062)に関しては記載があるものの、それを起因として起こった「後三年の役(1083~1087)」についてはふれられていません。そのことから、成立はその間の約20年の間ではないかと考えられています
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