好色5

 『今昔物語集』の巻は、たとえばマンガのコミックスのように、その長さを考えて設定しているわけではありません。テーマごとに分けてあるのです。

 たとえば、芥川の『藪の中』は、巻二十九第二十三話におさめられた話をもとに制作されています。巻二十九は「付悪行」という副題のとおり、悪いやつの話ばかり集めています。出てくるのは、盗人、殺し屋、強盗、強姦魔など、犯罪者ばかり。『藪の中』も、煎じ詰めれば強盗の話です。


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