連盟脱退と情報弱者

 連盟の中にあって孤立しているのも外にいて孤立しているのも同じだ。そう言って日本は国際連盟を脱退する。だったら外にいたほうがいさぎよいではないかというのが当時の世論である。


残念なことに、と言うべきか、中で孤立するのと外で孤立するのは同じことではなかったのだ。脱退以降、日本に海外の情報は入ってこなくなった。アメリカがイギリスが、どの程度の軍備を持っているかもふくめて。


いさぎよく、かっこよくありたいというのが当時の日本人の願いだった。

それが情報弱者に至る道なのだとは思いもしなかった。

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